ガイド

ウクレレ初心者が覚えたいコード

コードが4つあれば、何百曲もの伴奏ができます。8つあれば、キーも自由に変えられます。ウクレレで最初に覚えたいコードを、覚えやすい順に紹介します。すぐに音楽になるコード進行もあわせてどうぞ。

GCEAチューニングをひとことで

ソプラノ、コンサート、テナーのウクレレは、顔に近い弦から床に近い弦の順にG、C、E、A(ソ・ド・ミ・ラ)に合わせます。特徴は、G弦がC弦より高いこと。「リエントラント・チューニング」と呼ばれ、ウクレレらしい軽やかな音はここから生まれます。開放弦の4本だけで、すでにAm7というコードになっています。

耳でチューニングを確かめるなら、C弦から始めます。

  • C弦の4フレット = E弦の開放
  • E弦の5フレット = A弦の開放
  • C弦の7フレット = G弦の開放

Fredonのチューナーは、GCEA、Low-G、バリトンに対応しています。ウクレレのヘッドを表示し、弾いている弦が光って、締めるか緩めるかを教えてくれます。

押さえ方の読み方

このガイドでは、各コードを4つの数字で表します。弦1本につき1つ、G、C、E、Aの順です。数字は押さえるフレットで、0は開放弦。指は人差し指が1、中指が2、薬指が3、小指が4です。ダイアグラムがよくわからない方はコードダイアグラムの見方をご覧ください。

最初の4つ:C、Am、F、G

ウクレレのC、Am、F、G:基本の4コード。

C:0003

薬指でA弦の3フレット。ほかの3本は開放です。いちばん簡単で、ほとんどの教本はここから始まります。

Am:2000

中指でG弦の2フレット。指1本で、Cより暗い響きになります。

F:2010

中指でG弦の2フレット、人差し指でE弦の1フレット。Amに人差し指を足した形なので、行き来するときは中指を動かさずに。

G:0232

人差し指でC弦の2フレット、中指でA弦の2フレット、薬指でE弦の3フレット。3本の指が小さな三角形になります。少し手ごわい最初のコードです。A弦をミュートしないよう、指をしっかり丸めましょう。

この4つがあれば、ポピュラー音楽でいちばん使われているC、G、Am、Fの進行が、順番を変えながら弾けます。

次の4つ:G7、Em、D、B♭

G7、Em、D、B♭:キーC、G、Fで弾けるようになります。

G7:0212

人差し指でE弦の1フレット、中指でC弦の2フレット、薬指でA弦の2フレット。Gの三角形を裏返した形です。G7はCを呼び込むコードで、フレーズの終わりに「帰ってきた」感じを生みます。

Em:0432

人差し指でA弦の2フレット、中指でE弦の3フレット、薬指でC弦の4フレット。Gと2つの音が共通で、変わるのはC弦だけ(2フレットから4フレットへ)です。

D:2220

G弦、C弦、E弦の2フレットに3本の指を並べ、A弦は開放。指がきゅうくつなので、人差し指・中指・薬指を斜めに並べる人もいれば、人差し指で小さくバレーする人もいます。両方試してみましょう。

B♭:3211

人差し指を寝かせてE弦とA弦の1フレットを押さえ、中指でC弦の2フレット、薬指でG弦の3フレット。短いながら、最初のバレーコードです。数日かかるのがふつうです。人差し指はまっすぐ、親指はネックの真ん中に置き、強く押すよりフレットの近くを押さえましょう。

最初に練習したいコード進行

1コードを4拍ずつ、人差し指か親指でダウンストロークします。チェンジがスムーズになったら、定番のリズム「ダウン、ダウンアップ、アップダウンアップ」に進みましょう。

  1. C – Am – F – G。バラードの進行です。Am → Fは中指が動かないので、いちばん簡単なチェンジです。
  2. C – G – Am – F。同じコードを並べ替えた、今どきのポップスの響き。
  3. C – F – G7 – C。童謡や昔からの歌の基本パターン。G7がCへ引き戻します。
  4. G – Em – C – D。同じタイプの進行をキーGで。低めの声の人に。
  5. F – B♭ – C – F。B♭を単独でくり返すより、音楽の流れの中で身につけましょう。

早く上達するコツは「1分間チェンジ」。2つのコードを選んでタイマーをかけ、1分間に何回行き来できるか数えます。毎日続ければ、上達がすぐ目に見えます。好きな曲にコードをつけてみたくなったら、耳コピでコードを取るやり方をどうぞ。

初心者がつまずくポイント

  • 弦がミュートされている。FやGでは、指の腹がとなりの弦に触れがちです。1本ずつ弾いてみて、こもった音の弦があれば、どの指を直せばいいかがわかります。
  • マスの真ん中を押さえる。指先をフレットのすぐ手前に置けば、半分の力でよりクリアな音が出ます。
  • ネックを握りしめる。親指はネックの裏で力を抜いて。5分で手が疲れるなら、握りすぎです。
  • コードチェンジで止まる。完璧なコードが遅れるより、多少不完全でもタイミングどおりのほうがずっといい。何があっても、右手のリズムは止めないこと。

コードをひとつずつ練習するときは、Fredonに聴かせてみましょう。コードが合っているかどうか、合っていなければどの音が足りず、どの弦を確認すればいいかを教えてくれます。ミュートされた弦を当てずっぽうで探さずにすみます。

よくある質問

ギターのコードはウクレレでも使える?

フォームは使えますが、コード名は変わります。ウクレレの4本の弦は、5フレットにカポをつけたギターの高音側4本と同じ関係です。そのため、ギターでDになるフォームは、ウクレレではGになります。このずれのしくみはカポの使い方でわかります。

Low-Gやバリトンウクレレの場合は?

Low-GではG弦を1オクターブ低く合わせます。このガイドの押さえ方はそのままで、低く豊かな響きになります。バリトンはD、G、B、Eと、ギターの高音側4本と同じチューニングです。同じフォームがギターのコード名で呼ばれます(初心者向けのギターコードを参照)。

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